畑野議員に答弁

 文部科学副大臣だった亀岡偉民復興副大臣が文科官僚を宮崎県の学校法人「豊栄学園」(清水豊理事長)との会食に呼んだ問題で萩生田光一文科相は21日、自民党には飲み会に「役人を呼びつける体質がある」とのべ、反省の意を表明しました。同日の衆院文科委員会で日本共産党の畑野君枝議員の質問に答えたもの。【議事録はこちらをクリック

 本紙の調べでは、2015年11月と17年11月に亀岡副大臣は文科省の藤原誠官房長(現、事務次官)と東京都内の高級焼き肉店で、清水理事長と会食。藤原氏は亀岡副大臣に呼ばれて出席したら清水理事長がいたとしています。この経過は文科省の調査(16日公表)でも認定しています。

 この問題について畑野議員から追及をうけた萩生田文科相は、亀岡副大臣から謝罪をうけたと説明。「うちの政党(自民党)は、飲んでいる席に急に役人を呼びつける体質がある。(議員の)権威づけみたいにされているとすれば、よくない政治風土だ。われわれ全体で反省したいと思う」と述べました。

 文科省元幹部は本紙の取材に、「自民党議員に『勉強会だ』と呼ばれていくと実は飲み会で、業者がいるということはよくある。私も体験した」と証言。

 文科省の調査に、亀岡副大臣は自身の飲食代を現金で払ったとしています。畑野議員は、領収書など客観的証拠を確認したのかと指摘。文科省は、亀岡副大臣は2回の会合では清水理事長以外の飲食費4万~6万円を現金で同理事長に払ったが、領収書はないと説明していると答弁。学園側の資料を確認していないことも同省は明らかにしました。

 畑野議員は「副大臣室で文科省の補助金担当者が清水理事長に説明している。これが接待の対価なら重大な問題になる。引き続き資料の提出など調査を求めたい」と強調。萩生田文科相は「国民の皆さんから誤解をまねくことがあってはならない」としつつ、再調査を否定しました。

(しんぶん赤旗2021年4月22日付)

【動画はこちらをクリック】

【議事録】