image1 9月17日、東京都立大学名誉教授の乾彰夫さんら教育研究者有志のみなさんが、少人数学級のすみやかな実施を求める全国署名15万人分超を文部科学省に提出し、参院議員会館で集会を開催しました。

 集会には日本共産党の吉良よし子参院議員、立憲民主党、「れいわ新選組」の国会議員と一緒に参加しました。

 署名はコロナの危険の中で学ぶ子どもたちに、少人数学級と豊かな学校生活を保障するために、教育研究者有志12人が7月から呼びかけました。▽少人数学級のすみやかな実施▽授業を詰め込みすぎず、仲間との学びと豊かな学校生活を保障―の2点を求めています。

 集会では、呼びかけ人の一人、東京大学教授の本田由紀さんが「非正規雇用の教員に頼るのではなく、法改正により基礎定数を改善して少人数学級を実現することが大切」と強調しました。

 乾さんは「単なる少人数学級ではなく、21世紀のスタンダードにふさわしい、一人ひとりの子どもの違いを大切にできる教育を担保すること、そういう条件を整える必要がある」と発言しました。

 今後も署名の取り組みを進め、年末に第2次の集約を計画しています。子どもたちに少人数学級をプレゼントしましょう!