【議事録】

○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。  まず最初に、当委員会でも取り上げられました、十一月十九日、NHKで報道された、昨年四月十三日の自民党教育再生実行本部の会議で、英語民間試験の導入に当たって、下村博文元文部科学大臣が、東京大学の名前を挙げて、間違ったメッセージを国民や他大学に対して与えている、文部科学省はよく東大に指導していただきたいなどと発言をしていましたという問題について伺います。  下村博文元文部科学大臣御本人はこの発言をお認めになりました。その後、大学に対して直接物を言ったわけではないので政治的な圧力には当たらないということを述べたとも報じられております。  しかし、自民党の教育再生実行本部は、二〇一三年四月に政府に提出した提言で、大学において、従来の入試を見直し、実用的な英語力をはかるTOEFL等の一定以上の成績を受験資格及び卒業要件とすると打ち出して、それを受けて、政府の教育再生実行会議が英語民間試験の利用の検討を打ち出したわけです。  文部科学省が英語民間試験利用方針を決める出発点になった、いわば今回の問題の震源地です、この実行本部の提言検証特別部会において、二〇一二年十月発足時の初代本部長が下村元大臣です。そういう方が、文科省の幹部に対して、よく東大に指導していただきたい、こういう発言をするのはどういう意味を持つのかということです。  それで、その後、十一月二十一日に時事通信がその録音を流しました。私も聞きました。このように言っています。その象徴はですね、一つはやっぱり東大だと思います。やらないですね、東大はそもそも。これはやっぱり問題だと思いますよ。この後に、つまりね、文科省はよく東大に指導していただきたいと言った後に、せっかくトップが改革をしようと思っても、これ、大学改革全般に言える話なんですが、現場、現場がですね、いざ自分のことになるとですね、慎重になってしまう、結果的にはリーダーの足を引っ張って進まないということがあるんですね。東大全体として集団的にやるのかやらないのかというと、新聞の記事のようにやらない、こういうことに、やっぱり。  私、大問題だと思うんです。つまり、東大全体のあり方について言っているんですよ。こんなことが許されるんですか。  憲法、教育基本法の話が前回ありました。まさにこれは大学への干渉じゃありませんか。こんなことをやっちゃいけない。  大臣、どう思われますか。萩生田光一大臣に伺います。

○萩生田国務大臣 文部科学省では、東京大学のみならず、全ての大学に対して、この自民党の会議より前から、国公私立大学関係者及び高等学校関係者等に、審議を踏まえ策定した大学入学者選抜実施要項に基づき、英語四技能をはかることのできる資格検定試験等の結果の活用を促してきたところであります。その意味でも、下村議員の発言が文部科学省に圧力をかけたものとは受けとめておりません。  当時の担当者に確認したところ、昨年四月十三日の下村議員の発言を受けて東京大学に対して個別に指導したことはないとのことでございます。  総じて先生は、政治家が大学の自治に介入していいかということを問われたので、そのことは望ましいことではないと思っています。

○畑野委員 そうですよ。大臣が認めるように、望ましいことじゃないですよ。だめですよ。これはしっかりやっていただかないといけないというふうに私は強く申し上げておきます。  ですから、こうやって進んだわけですよ。こうやって始めて進んだ結果が、大臣も英語民間試験の導入を延期する、こういう事態にまで発展したわけじゃありませんか。  私は、この東大の問題にかかわって、後で申し上げようと思うんですけれども、きょう資料につけましたけれども、きょうの各紙、もうすごいですよ。  毎日新聞。「記述式「廃止を」高校七割」、こういうアンケート結果が出ております。なぜか。理由は、「自己採点が難しい」が七六・二%で最多です。「思考力・判断力・表現力を測れない」が三九・一%と続いたということです。  きょうの朝日。「国語記述式 利用五割弱」というふうに述べています。  その次、日本経済新聞。「記述式の利用 私立は四割」とあります。その中には、   記述式を巡っては採点の公平性に疑問の声があり、大学が消極的になっている可能性がある。五十万人規模の解答を約二十日間で採点するため、採点者は一万人程度になるとみられ、採点にブレが出るとの懸念は消えない。正答の条件を踏まえた自己採点が難しく、出願先選びに影響するとの声もある。   明治大は共通テストを利用するが、国語記述式は使わない。「受験生ファーストの観点から、採点の質と公平性が担保されていないのではないかと考え、採用しない判断に至った」としている。   予備校関係者からは「国立大は横並びで「使う」としているのだろう。一部大学では記述式を使うと受験生から敬遠され、受験者数が減るとの懸念もあるのではないか」との指摘も出ている。  次、きょうの読売。   採点の信頼性も揺らいでいる。本番は、約二十日間でアルバイトの大学生を含む、約一万人が約五十万人分の採点を行うとされる。これに対し、受験生は「信頼できるのか」と不信感を募らせている。   また、同機構は本番前に問題や正答例を見て採点マニュアルを作るため、情報の漏えいも懸念されている。   記述式を巡っては、以前から自己採点の難しさも課題とされていた。昨年の試行調査(プレテスト)では、約三割の受験生が国語の記述式で自己採点と実際の評価が一致しなかった。 ということですね。  私、問題をやってみました。私も国語に少しかかわっていたので、やってみました。難しいです。  資料の次のところ、東京新聞の十一月十四日付ですけれども、高校生たちが自己採点の再現実施をしたということです。  これはどういう問題かということなんですが、皆さん、この大きな資料七を見ていただきたいんですけれども、こういう問題です。「第一問 問一 文章一の傍線部A「指差しが魔法のような力を発揮する」とは、どういうことか。三十字以内で書け(句読点を含む)。」、前略になっていますが、「ことばのまったく通じない国に行って、相手になにかを頼んだり尋ねたりする状況を考えてみよう。この時には、指差しが魔法のような力を発揮するはずだ。なんと言っても、指差しはコミュニケーションの基本なのだ。」こういうふうに言っている問題ですね。これで、高校生たちが再現実験をしてみたわけです。  その結果について、いろいろ書かれております。十一月九日から十一日までインターネットで呼びかけて、高校生八百五十人、中学生二十人、大人六百十人の計千四百四十五人が参加した。大人のうち八十六人は現職の教員、予備校講師やその経験者だったということです。  それで、資料の五の新聞の左の方に、三つの答えがあるんですね。これが何点かというのを皆さんで採点してみましょうということです。  生徒A、「ことばを用いずに、自己を表現することができること。」これは一応、こういう採点基準があるんですよということがその上に書かれています。一つは、「「ことばを用いない」または「指差しによる」ことが書かれている」、もう一つは、「「コミュニケーションがとれる」または「相手に注意を向けさせる」ことが書かれている」これを両方とも満たしていると評価が高いんですが、どちらかだと評価が低くなる。両方ともだめだと更に評価が低いというふうになっているんです。  では、この生徒Aの解答例を何点というふうにつけたかというと、中高生もあるいは教師たちの八十六人の方たちも、大体二割台で、よいと満点をしているんですね。七割が半分だねというふうに言っているんです。  では、次、生徒Bの答え。「指差しによってことばが通じるということ。」この採点については、中高生と教師らの採点結果というのは、ずれが出るんです。いいというのは中高生は二割なんだけれども、教員は四割に上るんです。  さらに、私が問題だと思うのは生徒Cの答え。「人間の身体性は言語の壁を超えるということ。」これは、大学入試センターが示した条件に当てはまらないんですね。ですから、こういう答えを書きますと、中高生の自己採点は、いいというのはゼロなんです。教師らも一〇・六%。よくないねという評価が中高生も教師らも五〇%を超えて、一番問題なのは、判定不能というのが二五%以上出ているんです。  つまり、大学入試センターがこういう基準で採点してくださいねというふうに基準をつくりますと、それに合わない人は判定不能あるいは最も悪い評価になってしまう。だけれども、人間の身体性は言語の壁を超えることというのは、抽象的ではあるけれども、私はすばらしい答えだというふうに思いました。  このように、記述式というのはいろいろな問題を私ははらんでいると思うんです。  資料の六枚目、次を見ていただきたいんです。高大接続システム改革会議の第十一回配付資料、五神真委員が高大接続システム改革についての意見を二〇一六年二月十七日に述べられている、その発言の抜粋をさせていただきました。このように述べられています。  記述式試験は、大学と受験生との出題、解答、採点を通じた「対話」であるということを強調したい。その対話を成り立たせるためには、作問者には解答者の学力を的確に測れる問題の作成能力が求められ、採点者には解答の論理を読み込み、解答者の学力を測る能力が必要である。これらの能力の育成には、大学教員といえども一朝一夕にはいかないということを実感している。入学試験という場面において、公平性と公正性を担保することの重要性は論を俟たない。その中で記述式試験の機能を発揮させるためには、作問、採点において十分な能力を有する教員を一定数確保することが必要であり、受験者が九千名弱の東京大学の二次試験の実施においても、研究所を含む全学すべての部局の協力によって何とか確保している状況である。 中略いたしまして、   しかし、五十万人以上を対象とする規模の選抜試験において、記述式問題の特長を活かして「出題者と解答者の対話を実現すること」と「公平性と公正性を担保すること」を両立させることは、過去に世界でも例のない難題であり、大変野心的な社会実験となることを良く了解しておかねばならない。成功させるためには、十分な人的財政的資源を国民の広い理解のもとで準備することが必須の前提となる。 このように、既に高大接続システム改革会議でおっしゃっておられるんですね。このことを聞いてきたのかということが私は問われると思います。  バイト学生が記述式の問題を採点するなんてもう考えられない、こういう声を言っているのは東京都の高校一年生です。このままだと採点の質や採点者によって点数にばらつきが出ることに不安を感じていますと、もう率直にこういう声を上げているわけです。  私、伺いたいんですが、記述式の採点というのは、大学と受験生との間の対話でなくてはいけない、だから大学教授でも十分な能力が必要だと述べておられるんです。  もう一人だけ御紹介します。二〇一九年、ことしの十一月十九日の参議院の文教科学委員会の参考人質疑において、参考人である日本大学文理学部教授の紅野謙介氏も同様に、記述式試験は対話だと述べているんです。  さまざまな解答を想定して正解の採点基準を作成委員はつくるでしょうが、しかしそれを、必ず想定を超えた解答が出てきます、それを見詰めながらみんなで考える、これを正解にすべきか、減点するにはどうするか、かんかんがくがくの議論になると思います、あれこれ考え、意見の異なる委員たちが議論を重ねて、評価を決めて、納得のいく評価になっていくわけです、記述式試験というのは問題作成者と受験者の対話だと言える、こうおっしゃっているんですね。  大臣、こういう意見について、どのように思われますか。記述式の採点は大学と受験生の対話であるというふうにおっしゃっているんですが、いかがでしょうか。

○萩生田国務大臣 その前に、先生、先ほどの答弁で妙に納得していただいたんですけれども、下村議員の発言が直ちに自治に介入するということを私は申し上げたんじゃなくて、一般論として、政治家が大学自治に介入するのは望ましくないということでございますので、御理解いただきたいと思います。  今いろいろなお話を聞いて、確かに課題があるなというふうに認識をしております。言葉の使い方というのは難しいことを私自身もよく理解をしておりまして、自分の意がなかなか相手に伝わらなくて、誤解を招くこともあるわけですから、そういった意味では、本当にレベルを上げた採点のスタッフ、あるいは採点方法、あるいは出題方法、こういったものを総合的にしっかり考えていかなくてはならないなというふうに思っております。

○畑野委員 本当に難しいんですよね、記述式というのは。  この間、こういう話がありまして、ある小学校で、社会の記述テストで、日本は南極に観測隊を送り何をしたかという問題が出されて、ある小学生は、タロとジロを置いていったと解答したと。正しいですよね。つまり、本当に、対話というのは、どういう答えが出てくるかわからないわけですよ。  それで、それを、ではどうするのか。九千人のところでは、もうあらゆる大学の先生たちが総結集して、そして、最後の一人が違う答えだったら、今までのを全部見直して、相談しながら、基準から何からやるというわけですね。  では、ここで伺いますけれども、こうした高い能力が必要な記述式で、学生アルバイトができる保証はどこにあるのかということになるんです。採点マニュアルを読めばできるようなものなのかというのは、先ほど高校生たちがやってみて、なかなか難しいということもわかりました。  伺うんですが、記述問題の作成者と採点者は、大学入学共通テストではどのようになるんですか。

○義本参考人 お答えいたします。  大学入学共通テストにおきましては、現行の、今のセンター試験と同様に、問題の作成者につきましては、大学の各それぞれの分野の専門家の方に入っていただいて、教科ごとに作成をしております。  採点者につきましては、マークシート以外の記述式につきましては、今回、民間事業者に委託しまして、そこで事業者が責任を持って選抜し、研修し、採点者の質を確保するというふうなたてつけになっているところでございます。

○畑野委員 民間業者というのはどこですか。

○義本参考人 学力評価研究機構でございます。

○畑野委員 問題作成者と採点者が組織として分かれていいのかということが問題になっているわけです。  先日の参議院の参考人質疑の中で、福井県立大学教授の木村小夜さんが、各大学が行う個別試験では、規模はさまざまですが、作問者は採点全般に責任を持ち、一堂に会して採点をする、採点中に基準の訂正が必要となれば全体を見直すのは当然で、枚数が限られているからこそそれはできます、また、記述採点者は作問者と同じレベルで出題意図を理解し、出題と採点は一体であることが大前提です、採点基準というのは、あくまでも出題意図を念頭に作問当事者がつくるもので、別組織の採点側、つまり受注者ですね、の都合が入り込んではいけない、作問と採点の一体性は守られるべきですというふうに述べています。  同じ参考人質疑で、紅野さんは、採点を請け負う学力評価研究機構が十一月十二日に発表した「大学入学共通テスト「国語・数学の記述採点」に関する準備状況について」が持つ問題点を次のように指摘しました。細かいいろいろ説明が出ておりますが、採点作業中の問題作成委員と採点者の集団の連携方法が全く書かれていません、なぜそれについての言及がないのか、不思議でならないところですと。  なぜですか。連携はされないんですか。

○義本参考人 お答えいたします。  作問の仕方としましては、問題に対しまして、採点基準策定委員会という、これはセンターの中に組織するものでございますけれども、そこで採点基準というのを確定させまして、それを限られた学力評価研究機構の職員の方に入っていただいて、採点を、条件に合わせた形でマニュアルをつくるという形のたてつけにしているところでございます。  その中において具体の採点をするのでございますけれども、仕様書にございますように、複数の採点者が採点をし、一致しなければ上位の者がチェックし、独立して、一致するまで採点作業をするんだということでございます。  さらに、それにおいて、品質のチェックということもありますので、採点作業中に課題になるところについては、全員に周知しまして、採点を統一しているというようなたてつけになっているところでございます。  連携の問題でございますけれども、事業者としての学力評価研究機構と密に連携をしまして、採点基準策定委員会と、あるいはセンターと連携させていただきまして、具体的な採点を進めているところでございます。課題等がございましたら、そこにおいて連絡し、相談してやっているところでございます。

○畑野委員 全然だめじゃないですか。何で書いてないんですか。全く、つまり、そういうことを考えていないということでしょう。大学での入試のあり方を知らない人がつくっているんじゃないですか、記述式について。

○義本参考人 採点をするプロセスにおきまして入試センターからの点検を行いまして、適宜採点責任者と協議しながら採点を進めるという形でやっておりまして、その点については学力評価研究機構が出されましたペーパーにも書いているところでございます。

○畑野委員 違うんですよ。採点責任者は外の人でしょう。作問者と違うじゃないですか。作問者というのは顔を出しちゃいけないんですよ、非公開ですよ。  じゃ、その二十日間の間で五十万人を見たときに、さっきの南極の話じゃないけれども、いろいろな個性的な答えをする人がいるでしょう。基準には書いてなかったことが、五十万人いたら五十万人出るかもしれない。  だから、そういうときにどうするんですか、作問者の意図はどうですかというのを、どうやって顔も見えない人と連絡をとり合えて、そして、一万人だか一万五千人だかわからないけれども、そういう人に徹底できるのか。体制がそのようになっていないという、欠陥があるじゃないかということを言っているんですよ。どうですか。

○義本参考人 お答えいたします。  学力評価研究機構においての組織としましては、採点者の上に統括採点のリーダーがありまして、採点の責任者というのがございまして、そこが窓口になりまして、採点についての専門的な知見を生かしながら採点プロセス全体を管理する責任者として、大学入試センター、ここではそれぞれの組織の中に作問した委員会の先生方も控えておりますけれども、そこに確認を随時行いながら、採点業務を全体としてやるというようなたてつけになっているところでございます。

○畑野委員 それでこの間もぶれが出ているわけですよ。また、逆に、その程度の記述式かということにもなるわけですよ。ここはもう大矛盾なんです、解決できない。ですから、欠陥があってできる、そういう制度にならざるを得ないんだったら、やらなければいいということだと思います。  アメリカのハーバード大学は、二〇一八年の入学者選抜に、アメリカの共通テストに当たるSATやACTに含まれるエッセー、記述式、やらないと発表した。ほかの大学でももう撤回している。なぜか。受験生に求める意味がないことがわかったと。そして、国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センターの記事によれば、エッセーの受験料により、若しくはエッセーの作文技術について指導を受ける機会が少ないことにより、大学への応募を見送ることのないようにという、経済的に恵まれない家庭の学生への配慮もあると。英語と同じですよ。  ですから、私が最後に聞きたいのは、そもそもどこで決まったのかということです、民間事業者に採点を委託する方針は。高大接続システム改革会議の中で、その利用の必要性を述べたのは文科省の大学入試課長だったと思います。また今度確認します。  それに対していろいろな批判の声が上がったのに、その後、二〇一六年八月の大学入学希望者学力評価テスト(仮称)の検討状況についてでは、採点方法について、民間の知見も踏まえながら検討を行うとし、二〇一七年五月の大学入学共通テスト(仮称)実施方針では、民間事業者を有効に活用するという方針が打ち出されたんですね。  英語と同じように、記述式もわからないところで決まっているんです。どこで決定したのか、最後に伺いたいと思います。

○伯井政府参考人 経過は今御紹介いただいたところでございますが、高大接続システム改革会議最終報告におきまして、大学入学希望者学力評価テストにおいて、記述式問題を導入するための具体的方策について今後更に検討するというようにされ、そして、今御指摘いただきました平成二十九年七月の大学入学共通テスト実施方針におきまして、文部科学省として、国語と数学に記述式問題を出題する、その際、多数の受験者の答案を短期間で採点するため、その能力を有する民間事業者を有効に活用するというふうに決定したものでございます。  その決定の過程におきましては、共通テストで記述式を導入する場合、大学入試センターと各大学の役割をどういうふうに考えるか、あるいは民間事業者をどういうふうに連携していくかというような議論を経て、こういう結論になったものと承知しております。

○畑野委員 大臣、ですから資料が出てこないんです。求めている会議録、早く出していただきたい。次は二十七日ですので、それまでにお願いしたい。御答弁だけいただいて終わります。

○萩生田国務大臣 今、鋭意努力しています。

○畑野委員 終わります。