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(写真)志位和夫委員長と衆院予定候補の演説を聞く人たち=29日、横浜市の桜木町駅前

 安倍政権を退場に追い込む歴史的チャンスの総選挙(10月10日公示、22日投開票)で、市民と野党の共闘の成功、日本共産党躍進で安倍政権を退場させ、新しい政治をつくろうと29日、志位和夫委員長を迎えた街頭演説が横浜市・桜木町駅前で開かれました。ビラを手に熱心に聞き入る人など、駅前は聴衆でぎっしりいっぱい。志位氏が「比例で日本共産党を大躍進させ、小選挙区でも勝利を」と訴えると、盛大な拍手が湧き起こり、「共産党しかないぞ」などの声援も飛び交いました。

 応援演説で横浜国立大学名誉教授の萩原伸次郎さんは「暴走しっ放しの政権は退場させるしかない。それをなし得るのは共産党だ」と期待を込めました。

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南関東比例予定候補の、はたの君枝(神奈川10区重複)、岡崎ゆたか(13区同)、若林やすひさ(7区同)各氏が決意を述べ、はたの氏は「憲法違反の法律を根こそぎ廃止しよう。希望のもてる新しい政治の実現へ全力を尽くす」と表明。各小選挙区予定候補が訴えました。

 志位氏は、憲法破壊、民意踏みつけ、国政私物化という安倍暴走政治への審判が最大の争点だと述べ、▽北朝鮮の核・ミサイル問題の外交的解決と安保法制=戦争法の廃止▽消費税10%大増税の中止、格差と貧困をただす経済民主主義の改革▽安倍政権による憲法9条改定を許さない▽核兵器禁止条約にサインする政府をつくる―という大争点で日本共産党の立場を示し、党躍進こそが政治を変える一番の力になると力説しました。

 民進党が合流を決めた「希望の党」について、その顔ぶれや政治的主張を具体的に示して、明らかな「自民党政治の補完勢力」だと指摘し、こうした党への民進党の合流は、市民と野党の共闘の原点である安保法制廃止と立憲主義回復の旗印を投げ捨てた「重大な背信行為」だと批判しました。

 志位氏は「安保法制廃止、立憲主義回復という“大義の旗”、そして“共闘の旗”をしっかり掲げている日本共産党の躍進が、市民と野党の共闘を発展させ、日本の政治を良くする一番の力になります。どうか大きく躍進させてください」と呼びかけると、聴衆は「頑張ろう」の声と盛大な拍手で応えました。

(「しんぶん赤旗」提供)