米海軍第7艦隊のイージス艦で事故が相次いでいる問題で、日本共産党の、はたの君枝衆院議員(南関東比例・神奈川10区重複予定候補)は30日、外務省と防衛省の担当者に、米軍に対して情報提供を求めることなどを要請しました。

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(写真)要請する(左の列左2人目から右へ)井坂、はたの、岡崎、あさかの各氏ら=30日、衆院第2議員会館

 岡崎ゆたか衆院南関東比例・神奈川13区重複予定候補、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補、井坂新哉県議団長と、「原子力空母の母港化を阻止する三浦半島連絡会」、神奈川県平和委員会の人たちが出席しました。

 応対した担当者らは、現時点で報告できる情報の提供はないと説明しました。

 参加者は、イージス駆逐艦フィッツジェラルドが静岡県沖でコンテナ船と衝突し、フィッツジェラルド乗組員7人が死亡した事故(6月)について、米軍は報告書を発表していることが報道されていると指摘。担当者は「報道が出ていることは承知している」と答えましたが、報道について米側へ問い合わせておらず、米側からの情報提供もないと述べました。

 井坂氏は「報道の情報が正式に日本政府に来ないというのでは、関係性を疑う」と批判。

 はたの氏は「米海軍が重大事故を繰り返し、守るべき海上交通の安全を乱している。外交ルートを通じて、途中経過くらいは報告するよう求めるべきです」と主張しました。

 志位和夫委員長・衆院議員秘書、さいとう和子衆院議員秘書が同席しました。(「しんぶん赤旗」提供)