駅員が将棋倒し警告も  人あふれる駅ホーム

ホームと電車の隙間や混雑状況を調査する(右から)君嶋、大庭、市古、畑野の各氏ら=17朝、JR武蔵小杉駅(撮影;南関東ブロック事務所)

武蔵小杉 (2)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 日本共産党の畑野君枝衆院議員は17日朝、通勤時間帯の激しい混雑が問題となっているJR武蔵小杉駅(川崎市中原区)を訪れ、ホームを調査しました。

ホームドア設置は緊急課題

 同駅はJR南武線と東急東横線・目黒線が乗り入れていましたが、2010年3月にJR横須賀線の駅も開業。さらに市が駅周辺の再開発で超高層マンションの建設を推進したことから、人□が急増。JR線の利用客数は7万人台から10万人台へと大幅に増えました。
 横須賀線の駅舎では、上下線が同じホームのため電車を待つ入であふれ、ホームに入るエスカレーターの降り口では駅社員が「将棋倒しになりますよ」と呼びかけていました。また、線路が力ーブした場所に駅があるため、ホームと電車の間に20㎝ほどの隙間がありました。
 南武線の駅舎は、上下線が別のホームですが、どちらも電車を待つ人でぎっしり。横須賀線に乗り換える多数の人たちが歩き、危険な状況にあることを確認しました。
 調査には、「小杉・丸子まちづくりの会」と共産党の地元支部の人たち、君嶋ちか子県議、市古映美、大庭裕子の両市議が同行しました。
 同会の入交(いりまじり)滋子さん(73)は「インフラも整備せず人口を増やしてきたことで、住民にしわ寄せがきている」と指摘。畑野議員は「2腺ともホームドアの設置が緊急的な課題ですね」と応じました。

10月18日付 しんぶん赤旗 13面に掲載