29団体が4野党1会派に手渡す

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(写真)総がかり行動実行委の代表(手前)から署名を受け取る野党各党代表=5日、衆院第1議員会館 (「しんぶん赤旗」提供)

 戦争法の廃止を求める統一署名を共同して進めてきた29団体は5日、衆院第1議員会館で集会を開き、5月19日の提出後に寄せられた230万人近くの署名を届けました。累計で約1580万人に上ります。日本共産党、民進党、社民党、生活の党、参院会派「沖縄の風」の代表に署名を手渡しました。  29団体を代表して、総がかり行動実行委員会の小田川義和氏が開会あいさつ。「署名に託された市民のみなさんの思いを真正面から受けとめ、本気で共闘してほしい」とのべました。次の国政選挙に向け、「戦争法廃止、立憲主義回復、安倍政権打倒のたたかいをもう一回り大きくしていこう」と訴えました。  19日の国会行動などを提起した総がかり行動実行委の福山真劫氏は「憲法を守る、戦争する国には絶対反対するという決意で頑張れば、自公政権に負けるはずがない」とのべました。  日本共産党の穀田恵二国会対策委員長、民進党の神本美恵子参院議員、社民党の福島瑞穂参院議員、生活の党の玉城デニー幹事長、「沖縄の風」の糸数慶子代表が発言。穀田氏は「参院選では32の1人区すべてで野党統一を勝ち取り、11選挙区で勝利できた。野党共闘をさらに前進させ、安倍政権を打倒するために一致協力して奮闘する」と語りました。                                            (しんぶん赤旗 2016年10月6日(木曜)付け1面に掲載 )