参院選で野党が勝利して、戦争への道をくい止めようと4日、国会周辺で「女の平和6・4国会ヒューマンチェーン」が行われました。多くの著名人や学者、国会議員も参加。赤い衣服やアクセサリーを身に着けて5000人(主催者発表)が国会を包囲。「女たちは戦争法に反対します」「この国の主権者は私たちです」と手をつなぎ、コールしました。


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(写真「しんぶん赤旗」)戦争への道を止めようと国会周辺に集まった参加者=4日、国会正門前

 同行動は今回で3回目です。埼玉県川口市から参加した女性(58)は「この一年で野党も変わったと感じています。政治を変えるために、これからも声を上げ続けたい」と話します。

 主催者あいさつした、元中央大学教授の横湯園子さんは「参院選で野党が多数をとって安倍政権を追い込みたい。みなさん一緒にたたかいましょう」と呼びかけました。

 学習院大学教授の青井未帆さん、音楽評論家の湯川れい子さん、作家の雨宮処凛さん、「総がかり行動実行委員会」の福山真劫さんらが次々に発言しました。

 「明日の自由を守る若手弁護士の会」共同代表の黒澤いつきさんは、戦争法が強行された日のことを「今でも忘れていない」とのべ、「民主主義国家として当然のルールが壊されている。私たちが止めましょう」と訴え。

 日本共産党の田村智子副委員長、畑野君枝衆院議員、民進党の大河原まさこ前参院議員が参加。社民党の福島瑞穂副党首、生活の党の小沢一郎代表のメッセージが紹介されました。

2016年6月5日(日)しんぶん赤旗