米陸軍基地前を行進

 

「戦争する国づくりを許さない」と訴える畑野(前列右から2人目)、藤井(左端)の各氏と参加者=20日、座間市

「戦争する国づくりを許さない」と訴える畑野(前列右から2人目)、藤井(左端)の各氏と参加者=20日、座間市 [写真提供;しんぶん赤旗写真部]

 

 在日米陸軍基地キャンプ座間がある神奈川県相模原市で20日、「戦争する国づくり許さない!戦争法廃止!12・20 ざま・さがみはら市民集会」が開かれ、280人が参加しました。「キャンプ座間周辺市民連絡会」などの市民団体でつくる、同集会実行委員会が主催したもので。

 座間公園で開かれた集会では、集会実行委員長の中屋重勝さんが、集会の意義は「戦争法を具体化する、軍軍間の調整所がキャンプ座間に設置されることへの抗議」と「2000万署名のための地域での新しいスタートをきること」だと語り「今日を契機にして、憲法を守れ、民主主義を守れという運動を大きくしよう」と呼びかけました。

 各段田尾代表や市民が一言ずつ発言したほか、相模原市長から初めて集会にメッセージが寄せられたことが報告されました。

 参加者は集会後、「戦争する国許さない」「憲法は会は許さない」と訴えながら基地前などを行進。基地ゲート前では、実行委員会が米軍と自衛隊あてに抗議文を提出しました。

 国会前行動から活動を始め、初めて集会に参加したとという野呂瀬秀子さん(67)=座間市=は「初めてみなさんの活動を知った時は感動した。私は『平和を守るための努力を怠っていた』と感じている。これからは自分の生き方として平和を訴え続けたい」と語りました。

 日本共産党の藤井克彦県議、相模原市議団、守谷浩一、中沢邦雄両座間市議のほか、神奈川ネットワーク運動の座間市議が参加。畑野君枝衆院議員がデモに駆けつけました。

(「しんぶん赤旗」2015年12月22日(火)付け 4面に掲載、写真提供=赤旗写真部 )