非正規雇用議連と連合

 超党派の国会議員でつくる「非正規雇用労働者の待遇改善と希望の持てる生活を考える議員連盟」(非正規雇用議連)は15日、参院議員会館で非正規雇用労働者の正社員転換や待遇改善などをめぐって、連合の逢見直人事務局長らと懇談しました。
 非正規雇用議連は政府に対し、「学卒全員正社員就職の実現」の施策を講じることや、「正社員転換・待遇改善実現プラン」の策定・実現などを求める緊急提言を出しています。
 逢見氏は緊急提言について「認識、方向性はおおむね一致している」として「世論喚起をすすめていきたい」と語りました。
 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は「正社員が当たり前のルールをつくるとともに、均等待遇の実現が必要ではないか」と質問。連合の村上陽子総合労働局長は「ルールの問題は大変重要だ」と語るとともに「同一労働・同一賃金の幻想区を掲げている」と答えました。
 日本共産党の畑野君枝衆院議員が出席しました。

(「しんぶん赤旗」2015年12月16日(水)付け 5面に掲載)