“戦争法廃止 野党は共闘”

戦争法の廃止などを訴えて歩く、畑野氏(最前列中央)ら=8日、川崎市川崎区

戦争法の廃止などを訴えて歩く、畑野氏(最前列中央)ら=8日、川崎市川崎区

オール川崎市民集会に450人

太平洋戦争開戦日の8日、川崎市川崎区で「安保法制廃止オール川崎市民集会」が開かれました。約450人が参加し、集会後はキャンドルデモで、ドラムの演奏に合わせてろうそくを手に「戦争法制絶対反対」「野党は共闘」とアピールし、川崎駅前や商店街を訴え歩きました。
 デモ行進に先立ち市内の公園で開かれた集会では、戦争法廃止の共同をさらに発展させて、野党共闘を実現し、参院選で安倍内閣に痛打をという決意が語られました。
憲法学者の小林節氏が「日本は国民が主権者で、憲法はその最高位の約束なのです。安倍政権の議員は(国民の)『雇われの身』に過ぎないのに憲法も民主主義も選挙制度も否定しています。頑固な共産党も変わった。もっと頑固な私も変わった。みなさんもあきらめずに来年の参院選で野党共闘を推進しよう」と激励しました。

日本共産党から、畑野君枝衆院議員、君嶋ちか子県議、党市議団の市古映美団長らが参加。畑野氏は「一致点での共同は必ず作れます。安倍政権から立憲主義を取り戻そう。そのために日本共産党は、県、市、国会と力を合わせてがんばります」と力説。

生活の党、神奈川ネット、緑の党の代表者が、あいさつ。社民党は福島瑞穂参院議員のメッセージが代読されました。
ママの会@神奈川、辺野古リレー、ど真ん中世代プロジェクトが市民代表でスピーチしました。

(「しんぶん赤旗」2015年12月12日(土曜日)付け 13面首都圏のページに掲載)