京葉支部に裁判所支部を

 日本共産党の畑野君枝衆院議員は16日、千葉県船橋市の千葉県弁護士会京葉支部会館で、県弁護士会会員と、裁判所支部の設置について意見交換をしました。

千葉県弁護士会の人たち(右側)と意見交換する(左奥から椎葉、畑野氏ら=16日、千葉県船橋市

千葉県弁護士会の人たち(右側)と意見交換する(左奥から椎葉、畑野氏ら=16日、千葉県船橋市

人口125万人の地域で空白

 京葉支部長の大家浩明弁護士がこれまでの経緯を説明。125万人以上の人口を抱える京葉地域(船橋市、市川市、浦安市)には現在、裁判所支部がありません。支部でなければできないことが多く、民事裁判などは、千葉市にある本庁まで出かけなければいけない状況です。
 子の氏の変更や離婚調停などの家事審判・家事調停については、家裁市川出張所が行っています。しかし、同出張所が扱う事件は5年前より2割増加し、他県の家裁本庁よりも多くを扱っています。
 畑野氏は日弁連からの要望を受けて、今年5月の衆院法務委員会で、最高裁に支部の設置を求めました。
 意見交換会では、出席した弁護士から「遠くの本庁まで行く交通費がなく、次の年金が入るまで待ってほしいという場合があった」「市川市出張所では、DV(配偶者間暴力)の加害者と被害者が顔を合わせないよう配慮するのが難しい」などの事例が出されました。
 千葉県弁護士会地域司法推進委員会委員長の齋藤和紀弁護士は「3市の各議会で裁判所設置の意見書が可決されました。国民の目線に立てば、京葉地域に地家裁支部を設置するほかはありません」と話しました。
 畑野氏は「市民への司法サービス充実のために、今後も連携を密にとっていきたい。司法予算の抜本的な引き上げも求めていきます」と述べました。
 日本共産党の椎葉かずゆき参院比例予定候補、浅野ふみ子参院千葉選挙区予定候補、丸山慎一県議、岩井友子船橋市議、金子貞作市川市議らが同席しました。

 

(「しんぶん赤旗」2015年11月18日(水)付け13面 首都圏のページ掲載)