(写真)日韓国会議員の親善サッカーで競り合う畑野衆院議員(右)

(写真)日韓国会議員の親善サッカーで競り合う畑野衆院議員(右)

 

 第9回日韓国会議員親善サッカー大会が7日、横浜市港北区の慶応大学グラウンドで行われ、両国の議員がサッカーを通して交流を深めました。日韓の国交正常化から50年の節目となる今大会には日本から24人、韓国から25人の議員が参加しました。

 30分ハーフで行われた試合は、日本が前半開始早々に石川昭政衆院議員(自民党)のミドルシュートで先制。しかし、韓国にたて続けにゴールを決められて1―3で折り返しました。後半は日本が追い上げたものの、3―4で敗れました。

 日本共産党からは畑野君枝衆院議員が参加し、約20分間、攻守に貢献。味方にパスコースの指示を出すなど、広い視野をいかしてプレーしました。

 両国の国会議員は7月に日韓・韓日議連の合同総会と分科会を開くなど、積極的に交流を進めてきました。畑野議員はそこで知り合いになった韓国の女性議員と再会。「スポーツは平和の力です」と、ハイタッチをして親交を深めました。

 サッカー外交推進議連の衛藤征士郎会長(自民党)は「外交は政府の主管だが、世界が多極化するいま、議員外交がますます重要になる」と議員間の交流の意義を語りました。韓国のチョン・ビョングク議員は「サッカーボールで韓日関係を打開したい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2015年11月8日(日)付け13面スポーツ欄に掲載)