川崎 住民要望うけ畑野議員調査

雨どいの穴を確認する畑野、君嶋、市古、三浦の4氏=10日、川崎市中原区

雨どいの穴を確認する畑野、君嶋、市古、三浦の4氏=10日、川崎市中原区

新幹線橋げた雨漏り視察3

 川崎市中原区を通過する東海道新幹線(JR東海)の橋げたで激しい雨漏りが起きている問題で10日、日本共産党の畑野君枝衆院議員が現地を訪れ、被害の調査と住民からの聞き取りを行いました。君嶋ちか子県議、市古映美市議団長が同行しました。
 雨漏りの現場は、同区苅宿(かりやど)地域。この日は曇りで路面は乾いていましたが、車道の歩道寄りには雨漏りによる黒いしみがありました。橋げたの中央に設置された雨どいは、接合部に穴が開いていました。
 「住吉地域の環境をよくする会」の三浦平八代表は、雨上がりに車道から歩道にかけて大きな水たまりができている写真を見せ「雨が降ったあと2、3日間は雨水が垂れてくる状態だ」と説明。雨水をよけた自転車と車の接触事故が起きないか不安だと語りました。
 畑野氏は「地域の困りごとについて、よく声を上げていただきました。雨どいが劣化すれば、落下を招き、事故につながりかねず危険です。住民の皆さんとご一緒に、国交省を通じて早急な修理を求めたい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2015年10月15日付け)