日本共産党の、はたの君枝元参議院議員(参議院神奈川選挙区)が本日11日、「安心してくらせる仕事と賃金を―はたの君枝の3つの提案」を発表致しました。

(全文はこちら。 http://www.hatano-kimie.jp/archives/615

これは、日本経済の危機の根底に、雇用破壊、賃金破壊があることをふまえ、その根幹の問題から立て直しをはかるために、神奈川の実情に合わせて、「安心してくらせる仕事と賃金」を保障するための政策を提案したものです。

神奈川で、非正規雇用労働者の解雇や雇い止めが相次いでいる問題で、「雇用は正社員を原則とし、労働者派遣法を抜本的に改正する」ことなどの政策と合わせて、労働者のなかで多くの割合を占める正規雇用労働者が、賃下げや、長時間・過密労働、解雇への不安に直面している問題も重視して、政策を提案しています。

全体は、

1、「人間らしく働けるルール」を確立する

2、ナショナル・ミニマム(国民生活の最低保障)を確立する

3、新しい雇用の創出と再就職支援に力を入れる

という3つの柱で提案しています。

このなかで、「サービス残業の一掃(160万人雇用創出)、残業規制、有給休暇の完全取得(148万人雇用創出)などをすすめ、将来的には週35時間へ、労働時間を短縮し、完全雇用をめざす」政策を打ち出し、「神奈川では、サービス残業一掃で17万7千人、有給休暇の完全取得で8万6千人、週労働40時間を5%減らすことで11万5千人の計37万8千人の雇用拡大により、県内失業者23万3千人を雇用することが可能」との試算も示しています。

(全文はこちら。 http://www.hatano-kimie.jp/archives/615