第81回神奈川県メーデーが5月1日、青空が広がり、新緑がまぶしい横浜公園で開かれ、労働者、市民など約4000人が参加し、働くものの団結で生活と権利をまもり、平和と民主主義、中立の日本をめざそうと決意を新たにしました。また、労働者派遣法の抜本改正、後期高齢者医療制度の即時廃止、消費税増税反対、米軍普天間基地の無条件撤去、憲法9条を守り、核も基地もない平和な神奈川―などのスローガンをかかげました。

これには、日本共産党から、参議院選挙で議席奪還をめざしてがんばっている、はたの君枝元参議院議員をはじめ、県議、市議の予定候補などが参加し、メーデー参加者を激励しました。

式典では、メーデー実行委員会の渡部三郎副実行委員長があいさつし、連合に独占させられていた地方労働委員会の労働者委員任命に神奈川労連の代表を勝ち取ったことを強調。また、民主党中心の政権について「選挙公約を反故にしている」と批判し、七月の参議院選挙で「労働者自身の手で本物の政治をつくりあげよう」と呼びかけました。

来賓あいさつした神奈川県、神奈川労働弁護団代表につづいて、はたの君枝氏は、メーデーが国民のみなさんが新しい政治を求め、政治を大きく前に動かしていこうという中で開かれていると強調。民主党中心の政権による国民の願いにそむく8カ月余の政治を厳しく指摘し、労働者派遣法抜本改正をはじめ雇用、くらしと営業、こどもと教育、基地をなくし平和をまもる問題など、「7月の参議院選挙は、一人ひとりひとりの願いをほんとうにかなえていく大事な選挙、働くものの団結、県民、市民の力で新しい時代をきりひらこうではありませんか」と訴え、大きな拍手につつまれました。

各地のたたかい、要求が紹介され、集会後2コースにわかれて繁華街をデモ行進しました。

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