米原子力空母ジョージ・ワシントン(GW、原子炉2基)の母港となっている神奈川県横須賀市で24日、市民団体「いらない!原子力空母」が、春のパレードを行い、77人が参加しました。パレードは2008年から始めて、今回で15回目です。(25日付赤旗より転載)

 3月24日横須賀②

参加者は、ハンドマイクを握り、同基地でGWの定期整備が行われていることや、地震や津波によってGWの原子炉事故が起きる可能性を指摘し、「未来に続く命のために原子力空母はいらない」とアピール。基地のイベントに訪れた人にも「一緒に考えていきましょう」と呼びかけました。

パレード前の集会で、1歳の息子と参加した実行委員長の原紗希子さん(28)=同市=が、「子どもたちの未来もなくしてしまうような存在がこの街にある限り、安心して子育てできない」とあいさつ。「息子が大きくなったときに、みんなで横須賀を守ったんだよと話してあげたい」と訴えました。

3月24日横須賀(写真)「原子力空母はいらない」と、市内をパレードする人たち=24日、神奈川県横須賀市

日本共産党の、はたの君枝参院神奈川選挙区予定者も参加しました。