日本共産党の、はたの君枝参院神奈川選挙区予定者と神奈川県委員会の田母神悟副委員長・労働組合部長らは25日、党が発表した「働くみなさんへのアピール」について神奈川労連を訪問し、水谷正人議長、山田浩文事務局長らと懇談しました。

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資生堂などを相手に裁判をたたかう原告の池田和代さん、最賃裁判原告の岩森あかねさんが同席しました。

田母神氏は「アピール」の概要を説明し、「みなさんと力を合わせて、『アピール』を活用して運動を広げ、世論を盛り上げていきたい」と話しました。

水谷氏は、県内大企業115社の内部留保は83兆円にものぼり、1年以内に換金できる資産も膨れ上がっていると説明。「『何が何でも賃上げを勝ち取る』と掲げて春闘に取り組む中での『アピール』発表は、私達と労働者をおおいに励まし、力強い追い風になるものだ」と話しました。山田氏は、「アピール」が中小企業への支援策も提案している事に触れ、「そうした中で賃金をあげていく事が大事だ」と賛同しました。

はたの氏は「県内の大企業にも内部留保を活用させ、賃上げと安定した雇用を作り出せるよう国会で頑張りたい」と述べました。