神奈川県保険医協会は17日、新年会を開きました。日本共産党の田村智子参議院議員、はたの君枝参院選挙区予定者らが出席しました。

同協会の池川明理事長があいさつし、お金がなくて病院に行けない人が増えている現状について「(国民皆保険の)国としてみたら、あまりよくないのではないか」と指摘。窓口負担ゼロを求める「ゼロの会」の活動をすすめると話しました。また、今年は、同協会が創立50周年を迎える年で、会員数が6000人になろうとしていると述べ、「保健医療の充実と向上をめざす団体として、今年も頑張りたい」と語りました。

はたの、田村の両氏が来賓として挨拶をしました。

はたの氏は「国民皆保険制度や病院の経営を守る上で、TPPや消費税増税は許すわけにはいきません。みなさんと力合わせて頑張ります」と訴えました。

田村氏は「社会保障の制度改革が大問題になる新しい国会が始まります。今年も、みなさんの政策提言をもとにして、国会での質問に取り組んでまいりたい」と述べました。