神奈川労連は12日、新春旗開きを行いました。日本共産党から、小池晃政策委員長・参院比例予定者、はたの君枝参院神奈川選挙区予定者らが出席。代表して小池氏が挨拶しました。

1月12日神労連挨拶

水谷正人議長は、春闘のスローガンとして、●憲法を守り生かす●賃金、最賃を大幅に引き上げる●組織拡大、実増を成し遂げる―の3点を発表しました。

また、県内の主な大企業115社の内部留保は合計83兆円で、この1年間に1兆3000億円も増えたと述べ「このお金を回せば、賃上げはすぐに実現できる。大企業に社会的責任を果たさせるよう、地域から包囲して、賃金引き上げを強力に推し進めていこう」と呼びかけました。

小池氏は、不当な賃下げやリストラの横行に対して、政治が役割を発揮していないと指摘。「今必要なのは、労働者の賃金を引き上げ、まともな雇用をつくる事。最低賃金は、全国一律で1000円以上を実現し、内需を活性化する為に力を合わせたい」と訴えました。

1月12日神労連鏡開き

日産、いすゞ、資生堂など県内大企業相手に闘う原告はじめ、県内外の原告団が、裁判勝利への決意を述べました。102人の原告が最賃1000円以上を求めて闘う「最賃裁判」の原告女性は「せめて1000円になれば、生活が成り立ちます」と話し、支援を訴えました。