寒川町議選(2月12日告示、17日投票)で、日本共産党から挑戦する、きたむら出=現、細川京三=元、山田まさひろ=新の3氏は9日、街頭演説をしました。

1月9日寒川はたの

はたの君枝参院選挙区予定者がかけつけ、「党派を超えたお力添えを」と支援を呼びかけました。

きたむら氏は、町が小学校給食の民間委託を検討するとしている問題で、「アレルギーや食中毒などへの対応が出来ず、安全安心の体制が壊れてしまう」と指摘。小学校給食の自校直営方式を守るとともに、中学校給食の実施を求めていくと訴えました。

細川氏は、国民健康保険料が県内3番目に高くなっており、所得300万円の世帯で46万円を超える事に触れ、「国保料負担はもう限界。払いたくても払えないという声が寄せられている。国保料の引き下げに取り組んでいきたい」と力を込めました。

山田氏は、小児医療費の助成制度の年齢を引き上げる陳情を、子育て中の父母と一緒に3025人分の署名を提出した事を紹介。「町議会で陳情に賛成したのは日本共産党の議員だけでした。大変悔しい」と述べ、小学校卒業までの拡充を目指す政策を語りました。