日本共産党のはたの君枝さん(参院神奈川)と田村智子さん(参院比例)は19日、三浦市の業界団体などを訪問し、経済状況や国への要望などをめぐり懇談しました。

三浦市は漁業売り上げの減少、水産物・農産物の価格下落に加え、景気悪化が地域経済に大きな影響を与えています。

はたのさんと田村さんは、商工会議所、みうら漁業協同組合、建設業組合、医師会、観光協会、農協を訪問。商工会議所の杉浦壽久会頭は「人口が減少し地域の経済がしぼんできている一番大きな原因は、最大の産業のマグロの売り上げが減ってきているからだ」と語り、漁業者を守る国の施策を求めました。
みうら漁協では、水揚げ額が2億円も減少していることなどが語られ、木村和一組合長は「もっと景気もよくなり、魚を消費してもらえるようになれば、漁師もやっていけるようになるのが」と語りました。
田村さんは「価格保障・所得補償で漁業や農業にたずさわる人を支えることが必要」と表明。はたのさんは「海辺や緑の畑が広がる三浦市を多くの人が憩える場にしていくためにがんばりましょう」と語りました。懇談には党三浦市議団が同行しました。

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三浦市農協の吉田隆一組合長(写真左から3人目)らと懇談する田村さん(写真右から3人目)とはたのさん(写真右から2番目)