日本共産党のはたの君枝衆院比例南関東ブロック予定者と池田博英16区予定者は12日、党県委員会と共に、県酪農業協同組合連合会を訪れ、前薫代表理事会長らと懇談しました。

12日酪農業との懇談

はたの氏らは、ТPPへの暴走を許さない国民的な共同を呼掛ける党政策や、県立大野山乳牛育成牧場の廃止反対を訴えるビラなどを渡し、総選挙に向けた協力・共同を申し入れました。

前氏はТPPについて、農業以外への影響が説明されていないと指摘し、民主党が参加交渉を進めている事に「国民の理解が得られるのか」と述べました。

牧場廃止問題では「牧場は神奈川の酪農のシンボルだ」と強調。学校給食では県内産牛乳が多く使われれていると説明し「県も地産地消と言っているのに廃止はショック」と述べ、党の廃止反対の署名宣伝に「頑張ってくれている」と激励しました。

同牧場は、県内酪農家の後継牛を育てる施設のため、預けた人が牛の様子を見る事が出来、多額の輸送費などもかからない利点があると説明。「牧場を残す事は、神奈川の酪農・畜産に対する元気づけになる」として、各地で「廃止反対をいうよう努力していく」と表明しました。