神奈川労連は8日、第28回定期大会を開きました。

開会あいさつで水谷正人議長は、激動の情勢の中、労働組合の果たす役割が大きいと指摘し「大きな闘う労働運動をつくろう」と呼びかけました。

組織拡大こそ最大の要求実現闘争だとして「地域から労働組合を再生・再編する方針を確立し、組織の拡大強化に全力を尽くそう」と強調。来る国政選挙や横浜・川崎の市長選挙で「政治を大転換させるたたかいを」と訴えました。

日本共産党の田村智子参議院議員、はたの君枝衆院南関東ブロック比例予定者が出席。田村氏が挨拶しました。

討論では「地域運動の担い手を増やす『登録サポーター』制度が運動を支える大きな力になっている」など、地域労連強化・地域労組拡大に関する発言が相次ぎました。

大会は方針案や大会宣言を確認。補助金や県有施設の廃止を打ち出した県の緊急財政対策本部調査会との闘いも位置づけました。