千葉県の「ちば派遣村」は13日、第8回目の労働・生活なんでも相談会を開きました。

6月13日派遣村

県内の労組や民主団体、日本共産党など20団体80人が参加する実行委員会が主催し、2会場あわせて20人が相談に訪れ、2人が生活保護の申請をする事になりました。

相談では、福祉事務所の窓口で生活保護申請を10回も断られた66歳の女性や、病院で貧困ビジネスの無料低額宿泊所を紹介されたという60歳の男性など深刻な相談が相次ぎました。

失業中で仕事が見つからずお金も底をつき、今日、明日中にも電気、水道、ガスが止められるという男性は生活保護申請を受ける事になりました。

路上生活をしているという男性は「住み込みで建設関係の仕事に就いていたけど賃金が安く退社した。漫画喫茶を転々としたがおカネが底をついた。住む所がないだろうか」と訴えました。相談を終えた男性は「来て良かった。話をするだけでも気持ちが楽になった」と話し、派遣村スタッフと県のジョブサポート相談に向かいました。

はたの君枝衆院南関東ブロック比例予定者が激励に訪れました。