米海軍厚木基地で、22日~24日に米原子力空母ジョージ・ワシントン艦載機が離着陸訓練を強行した問題で、日本共産党のはたの君枝衆院南関東ブロック比例予定者と県委員会、基地周辺の7市議団の代表らは30日、外務省と防衛相に要請をしました。志位和夫衆議院議員と田村智子参議院議員の秘書、宮応かつゆき衆院神奈川13区予定者、いのまたゆり同14区予定者が同席しました。

外務省で、はたの氏らは「『すべての訓練をやめろ』が、オール神奈川の意志だ。この立場に外務省も立ち、二度とやらせるべきではない」と訴えました。

 

 

 

 

 

各市議らは、GW出港後も深夜に訓練が行われ、住民が不安と苦痛を強いられていると抗議しました。

 

 

 

 

一方、GWの出港が遅れた理由について、応対した同省の玉浦周課長補佐は「原子炉の事ではない」と答えるのみで、詳細は明らかにしませんでした。

防衛局では、日米それぞれの発表で訓練終了時間が相違している問題について、応対した下川博防衛部員は、まだ米側から明確な回答がないと説明しました。

 

 

 

 

 

参加者は、県と基地周辺9市に寄せられた苦情が3日間で2460件と異例の多さだと強調し、米側に対して厳しく対応するよう求めました。

 

 

 

 

要請には、県と座間市の平和委員会、「爆音をなくし、米空母の母港に反対する厚木基地周辺住民の会」の代表も出席しました。