「やまと平和まつり実行委員会」と「爆音なくし、米空母の母港に反対する厚木基地周辺住民の会」が主催する第24回かながわピースフェアが開催され「静かな空をわれらの街に!危険な原子炉を2つ持つ原子力空母は出て行け!」の想いを大いにアピールしました。

はたの君枝衆院南関東ブロック比例予定者は挨拶に立ち次のように述べました。

5月20日大和① 渡辺あきこ12区予定者、いのまたゆり14区予定者も参加し紹介されました。

『第24回かながわピースフェア=大和平和まつりは、「爆音をなくせ」「静かな空をかえせ」「米原子力空母の母港化撤廃」などの諸要求と運動の前進をはかるため、今年も多くのみなさんの参加で成功されていることに心からお喜びを申し上げます。

みなさん、厚木基地の爆音問題の根源は、1973年の横須賀の空母母港化にあります。アメリカは「厚木での離着陸訓練は行わない」と約束したにもかかわらず、1982年から離着陸訓練を開始し、その後、爆音は年々激しさを増しています。

綾瀬市と大和市が発行している冊子では、「市民は長年にわたり航空機騒音のよる被害や墜落事故の不安を抱えながらの生活を余儀なくされてきました」と述ています。

爆音だけではありません。毎年のように部品落下事故を起こし、市民の生命をおびやしています。私は、事故があるたびに、地元のみなさんと厚木基地へ厳しく抗議行動を行ってきました。こうした問題のおおもとに、米原子力空母の母港化があり、それを認めている日米安保条約があります。

みなさん、日本共産党は、このほど「安保条約をなくしたらどういう展望がひらけるか」と、3点の展望を国民のみなさんに発表しました。

5月20日大和②

第一は、安保条約をなくしたら、基地の重圧から一挙に解放されることです。厚木基地や横須賀基地をなくすには、日米合意がないと一歩も動きません。ところが、安保条約第10条で、どちらか一方の国が通告すれば、1年後になくすことができます。

半世紀以上も外国の基地が私達の街にいすわり、爆音の被害をまき散らし、米兵が犯罪を犯し、外国の侵略戦争の基地になることは絶対許せません。この異常な事態の根本的解決へ力をあわせようではありませんか。

第二は、日本が米国の戦争の震源地から憲法9条を生かした平和の発信地に変ることです。その実例が生まれています。東南アジアでは、ASEAN(東南アジア諸国連合)が「話し合いと外交で安全保障を強め」、いろいろな枠組をつくり前進させている豊富な経験をつくりだしています。

第三は、安保条約をなくしたら、日本の経済主権を確立する確かな保障がつくることができます。みなさん、アメリカいいなりの政治がどれだけ日本経済をゆがめてきたかを考えみましよう。農産物の輸入自由化、「原発列島」された歴史的経緯、郵便局の解体など金融政策の従属、労働の規制緩和など・・・・です。

みなさん、日本共産党は、きたるべき総選挙で、財界いいなりの政治、いま最大の焦点である消費税10%増税を許さない運動を一層強めます。アメリカいいなり政治の根本問題である、日米安保条約をなくす展望を、みなさんと一緒に大いに語っていく決意です』