農民運動全国連合会(農民連)と産直組織・農民連ふるさとネットワークは16日、参院議員会館で、千葉県を中心とした豪雨、台風被害への救済拡充と、米価暴落対策、営農支援を農林水産省に要請しました。千葉の農家が参加し、現状を訴えました。日本共産党の畑野君枝衆院議員と斉藤和子元衆院議員が同席しました。
要請内容は、▽地域を限定しない激甚災害として、農家の直接支援を拡充すること▽農業機械などの設備支援、農業保険制度を見直し、再構築を行うこと▽備蓄米の買い入れ、買い戻しを完了させ、米価暴落を阻止すること▽再生産できる所得補償、価格保障の実施―など多岐にわたります。
農民連の小倉毅副会長は、自身も農地が被害に遭ったと述べ「これから補償があるのか農家は不安に感じている。早急な対応をお願いしたい」と話しました。
今年8月に倉庫を建てたばかりという山﨑康孝さん(56)は「印旛沼の決壊で倉庫内の米300俵が水に漬かり、コンバインなども故障した。来年も米が作れるのか不安だ」と語り、薄井一男さん(80)は「14ヘクタール中、6ヘクタールの米の収穫ができなかった。息子と一緒に頑張ってきたので悔しい」と訴えました。
農水省側は「どの事業で支援できるか千葉県と検討している」と述べました。
米価について、参加者は「農家自身は、価格についてどうすることもできない。生産コストは高いままだ。国で価格保障してほしい」と要望しました。
(しんぶん赤旗2026年10月17日【1面】)