Screenshot_20260702-181910~2 冤罪(えんざい)被害者のための再審法改正を求めて1日昼、法律家有志の会がデモを行いました。弁護士のほか冤罪被害者やその家族、支援者ら500人が参加し、東京都千代田区にある中央省庁や国会周辺を1時間以上歩きながら「ノーモア!冤罪」「変えよう再審法」「検察は証拠を隠すな」とコールしてアピールしました。国会前では衆参それぞれの野党議員らが出迎え、冤罪被害者らから請願を受け取りました。

 呼びかけ人のひとりで再審法改正のために尽力してきた鴨志田祐美弁護士は、「再審法改正は無実の人を救い出すことが出発点だ」と強調。昨年は超党派議連の改正法案をつぶすために法制審議会が開かれ、今年1月の突然の解散・総選挙で議連案は廃案になり、今国会では衆院で与野党問わず修正のため議論していたが、わずかな修正で参政党が賛成してしまい、再審法は政治の道具にされたと批判しました。その上、参院でも審議が止まっているが、法改正を何十年も待っている被害者のために諦めるわけにはいかないと訴えました。

 2月に再審開始が決定し、6月に検察が有罪立証を諦めた日野町事件の冤罪犠牲者である故・阪原弘さんの長男、阪原弘次さんはデモ終了後、「われわれのような同じ苦しい思いを他の人にしてほしくないという思いで頑張ってきて、国会議員に伝えられた」と多くの参加者がいた感動を語りました。また、国会議員には、無実の人間が刑務所に入れられて苦しむことのないよう頑張ってほしいと話しました。

 国会前では、衆参それぞれで野党議員らが参加者からの請願を受け付けました。日本共産党からは、塩川鉄也、辰巳孝太郎、畑野君枝の各衆院議員と岩渕友、吉良よし子、白川容子、大門実紀史、仁比聡平、山添拓の各参院議員が受け付けました。

(しんぶん赤旗2026年7月2日【社会】)