新日本スポーツ連盟の第37回全国総会が15日に都内で行われ、20都道府県と12の全国種目組織から代議員が参加し、活動方針などの議案を採択しました。
長井健治理事長は議案提案で、「スポーツが収益性重視でイベント化し大規模施設の建設が進む一方で、身近な施設の整備が後景に追いやられ、“するスポーツ”がないがしろにされている実態がある」と指摘。「草の根のスポーツを実践しているところから声を上げ、昨年60周年を迎えた連盟が100周年に向けてスポーツ権を隅々までいきわたらせるとともに、平和を求める運動を大いに発展させよう」と呼びかけました。
討論では卓球の代議員が、「卓球の全国大会は年々レベルアップしているが、連盟の目的はスポーツの楽しさを広めること。大会を開くだけでなくスポーツを通して何を伝えられるかを考えていかなければならない」と語りました。
自治体への働きかけでは、マラソン大会で使う老朽化した公園の改善を名古屋市に要望したところ「予算内で行っていきたい」と回答があったことや、東京23区で最も体育館使用料が高い新宿区に減免を要求した発言がありました。
1週間前にできた沖縄県連盟は「まだクラブは一つもないけど、全国の支援があれば大丈夫だと確信しています」と発言し、大きな拍手で歓迎されました。
総会は“スポーツは平和とともに”の取り組みを広げるアピールを採択しました。また、理事長に長井健治、置田康典、福島宏子の3氏を再任しました。
総会には、日本共産党の畑野君枝衆院議員・党スポーツ委員会責任者が来賓としてあいさつ。「スポーツを大いに楽しむうえで自由な時間と賃上げは欠かせない。国会でもスポーツ分野で大いに取り組んでいきたい」と述べました。
(しんぶん赤旗2026年3月18日【スポーツ】)