千葉県の日本共産党船橋、習志野、八千代の3市議団は18日、防衛省を訪れ、習志野演習場での降下訓練の中止や習志野基地に配備されているパトリオットミサイルの撤去などを求める要請を行いました。

4月18日千葉防衛省交渉

はたの君枝衆院南関東ブロック比例予定者、さいとう和子千葉4区予定者、丸山慎一県議、志位和夫委員長の秘書らが参加しました。

丸山県議は、3月22日に発生した新型パラシュート投下試験中の事故に触れ、安全性の観点から同様の試験の中止を要望。防衛省側は「習志野演習場での特殊な投下試験は実施しない」と表明しました。

中沢学船橋市議は、降下訓練以外の演習について自治体への事前通知が行われていない点を批判。「降下訓練以外でも騒音被害は出ているので、事前に通知してほしい」との要望に、防衛省側は「自衛隊に確認する」と応じました。

一方で、パトリオットミサイルの撤去については「純粋に防衛的なもの。地元の方にはご理解いただきたい」と背を向け、習志野基地に設置されている21トンの火薬庫の撤去については「安全に管理している」との対応に終始しました。