2012年1年間の米海軍横須賀基地への米軍原子力艦船の寄港日数は述べ298日で、原潜初寄港(1966年)後、3番目に多くなりました。横須賀市がまとめたもので、寄港回数は18回でした。(1月10日付赤旗より)

12月13日GW横須賀基地に停泊

08年9月の配備以後、例年11月末から5月初めにかけて定期整備の為半年間にわたり停泊する原子力空母ジョージ・ワシントンの寄港日数が212日と7割を占めています。

原子力潜水艦は10隻が14回述べ86日間寄港しています。今年に入り1月2日には、ロサンゼルス級原潜サンフランシスコが入港しました。

clip_image001clip_image002横須賀基地への米海軍原子力艦の入港回数・延べ日数clip_image004

(横須賀市基地対策課まとめから作成)

 

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08年

09年

10年

11年

12年

回数

15

16

15

17

17

14

13

11

23

25

22

18

延日数

97

165

133

122

137

97

75

120

324

312

284

298

米海軍が配備する原子力潜水艦75隻(就役前部隊含む)のうち過半数の40隻が太平洋側です。米国の「アジア重視」戦略のもとで、原潜のアジア・太平洋地域での作戦の中継基地として、横須賀が利用されています。

6カ月交代で展開し常時3~6隻が西太平洋で作戦行動するハワイやカリフォルニアの基地所属の原潜(ロサンゼルス級、バージニア級)が最も多い7隻10回寄港。ジョージ・ワシントンや強襲揚陸艦ボノム・リシャール(佐世保基地)の随伴艦として行動するグアム配備のロサンゼルス級原潜シカゴとバッファロー、大型シーウルフ級原潜コネチカット、巡航ミサイル型原潜ミシガンも寄港しています。

被爆国として母港化許さない

はたの写真①  はたの君枝参院選挙区予定者の話

横須賀が米軍の原子力空母や原潜の軍事作戦に利用される事は、被爆国の国民として許せません。大地震や大津波による原子力艦船の事故の危険性が高まり、県民は不安を抱いています。原子力艦船の「母港」撤回を求めて闘いをいっそう強めていきたい。