基地・憲法


「アメリカいいなり」をやめ、国民の利益を守る外交に――基地も安保もない日本、憲法9条を守り、アジアと世界の平和に貢献する日本をめざします

ユーくん、ヤスくん親子の悲劇を二度と繰り返さないために

私が基地問題に関心をもったきっかけは今から36年前になります。みなさんは、横浜市に米軍機が墜落した事故を知っていますか? 青葉区荏田北(当時緑区)に、火を噴いた米軍機が墜落、大やけどをおった3歳のユーくん、1歳のヤスくんは事故から1日経たずに亡くなりました。「おりこうにするから、お水ちょうだい!」、覚えたての「ポッポッポッ、ハトポッポッ」を口ずさんで‥。4年後、母親の和枝さんも亡くなりました。

当時学生だった私は、平穏な生活と、米軍基地はあいいれないことを、この事故を通じて痛感しました。以来、多くの場で語り、厚木基地の周辺自治体や住民の皆さんと一緒に力をあわせ、危険なデモフライトを廃止させました。しかし、人口密集地の神奈川県は、沖縄県に次いで基地が多いというのが現状です。

基地強化に反対し、安保条約をなくし、対等・平等・友好の日米関係をつくります

米軍基地強化に反対し、爆音とおおもとの原子力空母母港をなくし、オスプレイ配備をやめさせ、地位協定の抜本改定と米軍基地の全面撤去をすすめます。
日米安保条約によって、日本はベトナム戦争、アフガニスタン・イラク戦争などアメリカの侵略と干渉の戦争の根拠地とされています。安保条約を廃棄してこそ、北東アジアでの軍縮、「核兵器のない世界」へのイニシアチブを発揮することができます。安保条約に代えて対等・平等の立場に立つ日米友好条約を結びます。

【安保条約第10条】
いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約を終了させる意思を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行なわれた後一年で終了する。

憲法9条を生かし、平和の外交と安全保障をすすめます

改憲勢力は憲法9条改定を狙っています。しかし必要なのは「力の対決」に走るのではなく道理に立った外交交渉によって解決をはかることです。北朝鮮との核、ミサイル、拉致、過去の清算などを日朝平壌宣言にもとづいて包括的に解決することです。尖閣諸島は日本の領土であり、周辺での中国艦船の脅威的な動きは許されません。領土に関わる紛争の存在を認め、軍事対応ではなく外交交渉による解決をはかり、人的・文化的交流に影響を与えない努力が重要です。いま東南アジア諸国連合が取り組んでいる「紛争を戦争にしない」「対話による解決」という「平和的安全保障」の考えを広げていきます。

侵略戦争と植民地支配の歴史を直視し、日本軍「慰安婦」問題などの解決を

過去の侵略戦争と植民地支配の誤りを認め、その負の遺産を清算する立場をつらぬきます。「慰安婦」問題では、日本政府として公式に謝罪し、個人補償を行います。日本の侵略戦争と植民地支配の歴史を子どもたちに正しく伝え、アジアと世界の国々と平和・友好の交流をすすめます。

96条改憲をやめさせ、憲法を守り生かす政治をすすめます

安倍首相のいう96条改憲は権力者の意向で憲法を変えやすくし、国民が憲法によって国家権力を縛るという立憲主義の立場を否定するものです。その狙いは憲法9条を変え、日本をアメリカとともに「海外で戦争する国」にしようとするものです。こうした危険な改憲策動をやめさせ、憲法を生かして、軍事に頼らない「平和的安全保障」をすすめ、道理に立った粘り強い外交交渉と国際世論によって紛争の平和的解決をはかります。憲法の全条項をまもり、平和・人権・民主主義の原則を国政の各分野に生かす政治をすすめます。

【各国の憲法改正手続き】

■米国:各院の2/3以上の賛成と、3/4以上の州議会の承認
■韓国:国会(一院制)の2/3以上の賛成と国民投票
■フランス:各院の過半数の賛成と両院合同会議3/5以上の賛成及び国民投票
■ドイツ:連邦議会と連邦参議院それぞれ2/3以上の賛成
■イタリア:各院の過半数の賛成と3ヶ月以上経過後に各院の2/3以上の賛成及び国民投票


【日本共産党中央委員会 「2013年参院選挙政策・各分野別政策」のページもご覧下さい】
安保・基地・自衛隊歴史認識・靖国・「慰安婦」核兵器憲法

2013年参院選挙政策・各分野政策の全体はコチラ。