インタビュー


「暮らし・平和を守りたい」はたの君枝参院予定候補に聞きました

「暮らし・平和を守りたい」はたの君枝参院予定候補に聞きました「苦しい人の現実を一歩でも変えたい」―。
 神奈川県内を駆けめぐり、市民の願いにこたえようと行動する、はたの君枝共産党参議院神奈川選挙区予定候補。
 選挙に挑む決意を、香西亮子共産党神奈川県委員会常任委員が聞きました。

共産党議席必ず

香西)はたのさんは、神奈川で起きた非正規雇用労働者の不当解雇のたたかいや最低賃金裁判などを支援していますが、どのような思いでかかわっているのでしょうか。

はたの)労働者派遣法が1999年改正され、派遣労働が原則自由化されました。当時、私は国会議員でしたが、派遣法の改正に反対したのは政党では日本共産党だけでした。法改正後は不安定雇用が広がり、いすゞ自動車や日産自動車の非正規雇用労働者の解雇や、資生堂・アンフィニの解雇事件などがおきました。
 日本共産党の議席がもっとあれば労働者を守ることができた、本当に悔しい思いでした。人間らしく働けるようにしたい、一生懸命がんばる労働者が報われる社会にしたい。私のたたかう原点です。

香西)労働者の立場に立つ国会議員が求められていますね。

まともな働き方と暮らしを守る

はたの) 私の父はレッド・パージで、職を追われました。「いま辞めれば退職金を出す」と迫られましたが、父は断固としてたたかいました。不当解雇され、家族の暮らしは大変になりました。職を失うことでどれほど苦労するか身にしみています。クビを切られた人には後がないのです。人道に反すること、人を粗末にすることは絶対に許せないのです。
 安倍内閣は法改正で労働者の不安定な働き方を広げ、正社員の首切りを自由にしようと企んでいます。若者がまともに働くことができないことは、日本社会の損失です。
 労働を通して、人間的にも成長し、それが経済成長にも社会の発展につながります。神奈川からはじまった最低賃金裁判に、多くの若者が立ちあがっています。若者が希望を描ける賃金と人間らしい働き方が、保障できるようにしたいです。

香西) そうですね。希望をもって働ける社会をつくるためにも共産党の議席が必要ですね。ところで、福島第一原発の事故から2年が経ちました。原発事故が収束しない中で、神奈川にも2基の原子炉を持つ米空母ジョージ・ワシントンが横須賀を母港にしています。米軍基地や原発災害についてどのように考えていますか。

原子力艦船の「安全神話」崩す

はたの) 参議院議員時代、原子力艦船の災害対策を一貫して求めてきました。99年11月25日の文教・科学委員会では「原潜などの事故が起きることを前提にして対策をとること」を要求し、「事故は起きない」という政府の姿勢を「異常が発生した時の対応を地方公共団体と十分な協議をしていきたい」「万が一事故が…」と中曽根弘文科学技術庁長官(当時)の答弁を引き出し、「安全神話」を突き崩しました。ここから、政府と自治体の協議・調整が行われるようになり、横須賀市の防災計画にも原子力防災が反映するようになりました。

「原発即時ゼロへ」原子力空母はNO

はたの) 福島第一原発事故で、日本では「放射性物質が放出されるような重大事故は起こらない」という「安全神話」は成り立たないことが明らかになりました。
 11年3月11日、横須賀にはジョージ・ワシントンが停泊していました。米軍機関紙の「星条旗」は「地震直後に海面が6フィート(約1.8m)下がった。揺れが非常に激しかったため、艦は岸壁から引き離された。それは町が動いているようだった」と報じました。かなりの影響が横須賀基地にもあったのです。
 相模湾を震源とする1923年の関東大震災でも横須賀は相当の被害がでました。原発即時ゼロを実現するためにも、平和と安全を脅かす「海に浮かぶ原子炉」ジョージ・ワシントンは横須賀から出て行ってもらうしかありません。

戦争は二度と繰り返さない

はたの) 核不拡散条約再検討会議にむけてスイスで開かれた第2回準備委員会で、「核兵器の人道的影響に関する共同声明」が提案されましたが、日本政府は署名を拒否しました。共同声明は「いかなる状況下でも核兵器が二度と使われないことは人類生存の利益」と指摘したものです。
 核拡散を阻止する根本的な手だてが核兵器の全面禁止であり、廃絶であることは明らかです。「核抑止力」論でなく、核兵器廃絶をこそ主張すべきです。
 私の母の伯父は長崎の原爆で亡くなり、母の弟はシベリアで抑留され帰国直後に亡くなりました。母は私に「戦争はまっぴら御免!」と何度も話してくれました。
 反核・反戦は私の原点であり、追究し続けるテーマです。憲法を生かし、歴史を逆戻りさせるような教育にさせないためにも、再び国会でがんばらせてください。