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 いよいよ衆議院総選挙が始まりました。私は衆議院比例代表南関東ブロック候補、日本共産党のはたの君枝です。「安倍政権の暴走ストップ、政治を変える」、その1票1票を日本共産党にお寄せいただき、私を勝たせてください。衆議院選挙は比例と小選挙区の2票あります。比例は「日本共産党」と書いていただき、志位和夫委員長、2議席目は私、はたの君枝を当選させてください。さらに3議席目へと伸ばしてください。
 志位和夫委員長は、国会で「賃上げこそ景気回復への道」と提案し、安倍首相が財界に賃上げを求めざるを得ないように政治を動かした、日本共産党のリーダーです。日本とアジアの平和のために行動する、国際政治にはなくてはならない大事な議席です。2人目の私、はたの君枝は昨年の参院選で44万5千票をお寄せいただき、日本一わずかな差に迫りました。私は、神奈川県民念願の革新の1議席を実現するために全力をあげます。比例代表は、「はたの」と個人名を書くと無効になります。比例は「日本共産党」と書いて、私はたの君枝を勝たせてください。小選挙区は日本共産党の候補者にご支持をお寄せ下さい。日本共産党を伸ばしてください。
 消費税、アベノミクス、集団的自衛権、原発再稼働、沖縄新基地建設など、国民の声を無視する安倍政権の暴走に怒りの声が広がっています。こうした暴走政治に厳しい審判をくだし、日本共産党とともに「5つの転換」で日本の政治を変えましょう。
 消費税8%への増税による「増税不況」が日本を覆っています。あるお店がシャッターに白い紙を一枚貼り出しました。「消費税が8%に上がったのでお店を閉めることになりました。長い間のご愛顧ありがとうございました。店主」。神奈川県のお店です。こんなにつらいことはありません。「私の店もそうだ」と声をかけてくる業者の方がいらっしゃいました。全国では倒産した企業が、昨年の2.8倍に増えています。
 ところが、安倍首相は1年半後には10%に増税すると言いました。とんでもありません。「消費税10%は先送り実施ではなくキッパリ中止を」。その声を日本共産党に託してください。
 日本共産党は「消費税に頼らない別の道」を提案しています。アベノミクスによる株の値上げで、100億円以上稼いだ人が全国で100人いるというのです。このなかに一人ぐらいいるかもしれませんが、たぶんいないのではないかと思います。大企業は内部留保を285兆円にまで増やしています。こうした富裕層と大企業に「能力に応じた負担」をしてもらい、無駄遣いをなくすなどの税制改革で20兆円。大企業の内部留保の一部を活用して賃金をあげ、国民の所得を増やす経済対策で税収が増えて20兆円。合わせて10年後には40兆円の財源を作ることができます。社会保障の充実も、財政再建も消費税に頼らないですみます。
 いま消費税増税に関連して国会議員の「身を切る改革」という政党がありますが、政党助成金は自民党本部収入の6割、民主党の8割、維新の党の7割を占めています。国民の税金にどっぷり浸かっておきながら、国民に増税を押し付ける。こんなひどい話はありません。「身を切る」などといいますが、切られるのは民意、国民の意見であり、暮らしです。政治の不当な特権をただすというのなら、政党助成金こそ止めるべきです。政党助成金、企業・団体献金を受け取らない日本共産党と力を合わせ、消費税増税中止の声を上げましょう。
 アベノミクスは格差を拡大し、景気を悪くしました。働く人の実質賃金は15ケ月連続マイナスです。増えたといわれる雇用は非正規で正社員は2年間で22万人も減っています。日本経済の6割を占める家計消費は落ち込み続けています。このままアベノミクスの道を進むわけにはいきません。日本共産党は暮らし第一で経済を立て直します。 
 ある青年から「朝の7時から翌朝5時まで働かされ、しかも残業代は払われない」と訴えられました。若者をブラック企業や不安定な雇用に追いやる政治は許せません。ブラック企業、サービス残業をなくし、過労死をなくす。派遣から正社員へと安定した雇用のルールを作ります。
 参議院で日本共産党を倍増していただいた力で、ブラック企業規制法案を提出し、厚生労働省を動かし、実態調査や離職率の公表、求人票の虚偽記載に対する監督・指導などをおこなわせました。衆議院でも日本共産党を伸ばしてください。
 アメリカでは、中小企業に対して5年間で8800億円を出し、最低賃金を上げました。反対していた社長さんたちも「国民の購買力が上がり、ビジネスの利益が上がる。」と賛成にまわったのです。しかし日本の中小企業支援予算は、今年はわずか37億円です。中小企業支援予算を抜本的に増やし、最低賃金の引き上げをはかろうではありませんか。
 年金の底上げ、医療・介護・障がい者福祉の充実、保育所を作ることなどは、国民が安心して暮らせる土台です。TPP交渉から撤退し、農林漁業、食の安全をすすめます。国民一人ひとりが大事にしてこそ経済の健全な発展が実現できます。日本共産党を伸ばしていただき、私を国会で働かせてください。
 戦争の時代、私の父は戦地に取られ、母は東京大空襲でお腹に兄を身ごもりながら火の中を逃げまどいました。この横浜も空襲で焼かれました。その戦争にただ一つ、反対した政党があったことを18歳の時に初めて知りました。それが日本共産党でした。勇気をもって侵略戦争に反対を貫き、平和、民主主義、自由を掲げ続けた、その主張は今の憲法に実りました。
 安倍政権の「集団的自衛権」の閣議決定と今後の法制化で、未来ある若者を、大事に育てた子どもや孫を、海外の戦場に送るわけにはまいりません。閣議決定は撤回させ、憲法を生かす外交に切り替えましょう。東南アジアのように「紛争はあっても戦争には絶対しない」、話し合いで解決する平和の枠組みをこの北東アジアにもつくろうと提案しています。日本共産党を伸ばしてください。
 大叔父は長崎の原爆でなくなりました。私は、原発ゼロの日本へ皆さんと力をあわせます。節電と省エネで、減らした電力消費は原発13基分です。太陽光・太陽熱、小水力、風力、バイオマス、地熱、潮力などを組み合わせて普及すれば、電力供給は安定します。日本の発電能力の10倍の潜在量を活かし、自然エネルギー先進国をめざそうではありませんか。
 沖縄では新基地建設に反対する翁長さんが党派をこえた支持で圧勝しました。沖縄に次ぐ第2の基地県神奈川で、原子力空母も、オスプレイも爆音もいらないという声をあげましょう。
 今回の選挙は、自民党対日本共産党の選挙です。比例は日本共産党と書いて、ご支持を広げていただいて、志位委員長とともに私、はたの君枝を必ず国会に送ってください。参議院議員の時35人学級に道を開いた私です。40人学級に後退させるわけにはまいりません。日本共産党への党派を超えたご支持を心からお願いして、私の訴えとさせていただきます。

(2014.12.2横浜駅西口横浜モアーズ前)

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写真提供:しんぶん赤旗
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