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民自公の増税法案成立合意は国民世論を踏みにじる暴挙 志位委員長、はたの氏らが「消費税大増税許すな」の怒りの声を広げようと呼掛け

2012年8月9日

「8/8増税・社会保障破壊法案を廃案に追い込む国会行動・集会」に参加した千葉土建のみなさんは、院内終結集会を開催しました。

8月8日千葉土建① 8月8日千葉土建②

志位和夫委員長がかけつけ国会報告と挨拶を行い、はたの君枝衆院南関東ブロック比例予定者が挨拶しました。

8月8日千葉土建③

参加者は各党の千葉県選出の国会議員への要請行動の結果を報告。「これ以上消費税があがれば廃業しかない」「地域で宣伝行動を強めている」などの発言がありました。

 

消費税廃止各界連絡会と中央社会保障推進協議会が共催した8日の院内集会で日本共産党の志位和夫委員長が行ったあいさつは次のとおりです。(9日付赤旗から転載)

不信任決議案・問責決議案の提起には、国民的大義がある

みなさん、こんにちは。私は、日本共産党を代表して、連帯のあいさつをおくりたいと思います。

昨日、日本共産党をふくむ野党6党は、衆議院に野田内閣不信任案を提出いたしました。また、日本共産党をふくむ野党7会派は、参議院に問責決議案を提出いたしました。この野党6党・7会派は、それぞれ消費税に対する考え方の違いはあります。違いはありますが、今国会での消費税増税法案の採決を阻止し廃案に追い込む――この一点で共闘しようではないかということで、こういう行動をおこしたということをまずご報告したいと思います。(拍手)

私は、これは、国民的大義に立った行動だと思います。どの世論調査を見ましても、5割から6割の国民は消費税大増税に反対と答えています。とりわけ今国会での採決には6割から7割の国民が反対だとの声をあげています。私たちの行動は、この国民多数の声にこたえた行動であります。

そして民主党は、2009年の総選挙で、「4年間は消費税を上げない」と公約したわけですから、消費税大増税が国民を裏切る公約違反であることも、だれが見ても明々白々の事実であります。

そうした点にてらして、私たち野党が共同してとっている行動は、国民的大義があるものだと確信をもっていいたいと思います。(拍手)

そうした点にてらして、私たち野党が共同してとっている行動は、国民的大義があるものだと確信をもっていいたいと思います。(拍手)

そして、私たちの行動は、国会を動かしています。この間、増税法案の参議院での委員会採決について、民主党と自民・公明の間で、「8月8日におこなう」という合意があったわけですが、私たちが不信任決議案、問責決議案を出すもとで、8日つまり今日の採決はできなくなりました。増税法案の採決に、不信任案が大きな壁となって立ちはだかっているわけであります。国民のみなさんの声が、国会を動かして、増税法案をいま阻んでいるわけです。世論と運動を広げに広げて、不信任案を可決させ、消費税大増税法案を廃案に追い込むまでがんばろうではありませんか。(拍手)

自民・公明は、「3党合意」を破棄して、不信任案に賛成を

みなさん。私たち野党6党・7会派がとった行動は、増税推進の「3党合意」をむすんだ民自公にも、大きな衝撃をあたえています。彼らのなかに、さまざまな混乱が起こり、矛盾や亀裂が起こっています。

自民党が、いまとっている態度は、まったく国民に説明のつかないものです。すなわち、“野田首相が解散を約束したら、増税法案に賛成します”、“約束しなければ、不信任案を出してつぶします”と、こういう態度なんですね。これは、だれがどうみても党利党略としかいえない態度です。

私は、こういう党利党略はやめ、自民党、公明党は、いまからでも「3党合意」を破棄して(「そうだ」の声)、不信任案に賛成すべきだということを、強く求めていきたいと思います(拍手)。そういう声をぜひあげていただきたい。

国民の世論と運動の圧力で、「3党合意」の矛盾が噴き出している

そしてみなさん。いま起こっていることの本質を考えてみますと、国民の世論と運動の圧力で、「3党合意」の矛盾が噴き出している。これが、いま起こっていることの本質であります。

この国会の経過をふりかえってみますと、民主党と自民党・公明党は、消費税を10%に上げるという点では、最初から一致していました。しかし、自民党と公明党は、最初はこういっていたのです。「民主党政権が消費税増税をすすめるのは公約違反だ。増税するというならば、その前に国会を解散して審判を仰ぐべきであり、それ抜きの増税法案には反対だ」。谷垣(自民党総裁)さんなどは党首討論で、「ウソつきの片棒は担ぐわけにはいかない」といっていたでしょう(笑い)。最初はそういう態度だったのです。私たちとは、もちろん立場が百八十度異なりますが、それなりに「筋」が通った主張だったのです。

ところが、財界の圧力、巨大メディアの圧力に屈し、あるいは迎合して、こうした自民党なりの筋論もかなぐりすてて結んだのが「3党合意」でした。

「3党合意」は、もともと根本的な矛盾をはらんだものです。どういう矛盾かといいますと、自民党・公明党からすると、民主党政権が消費税増税をすすめるのは公約違反ということになります。ところがその公約違反の実行を迫り、約束をさせたのが、「3党合意」でしょう。「公約違反」といいながらそれを実行せよと。こういう根本的な矛盾をはらんだのが「3党合意」であるわけです。

こうした「3党合意」のはらむ根本的な矛盾が、国民のみなさんの怒りの世論と運動が高まるもとで、また、それにこたえて私たち野党6党・7会派が、不信任と問責という提起をおこなうなかで、噴き出しているというのが、いまの局面の特徴であります。

「消費税大増税を許すな」の怒りの声を広げに広げよう

消費税増税法案の行方は、予断をもっていえないものですが、国民のみなさんの世論と運動が非常に重要になっているということを訴えたい。

「消費税大増税を許すな」の怒りの声を広げに広げ、国会と政府を包囲し、消費税増税法案を廃案に追い込むために、がんばりぬこうではありませんか。私たちも、みなさんとともに、最後まで力をつくす決意を申し上げまして、私のあいさつといたします。ともにがんばりましょう。(拍手)