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怒り結集 悪政はね返す 2万4000人国民大集会 志位委員長あいさつ

2012年6月24日

消費税大増税、社会保障大改悪、原発再稼働、環太平洋連携協定(TPP)への参加…。野田内閣と民主、自民、公明3党による悪政をはね返す、「いのちと暮らしを守れ! 怒りの国民大集会」が23日、東京・明治公園で開かれました。全国から2万4000人が参加。前夜、「原発再稼働やめよ」と首相官邸前でおこなわれた4万5000人の抗議行動とともに、国民の力で悪政をはねかえす確信がみなぎる集会となりました。

全体左 全体右

以下は志位委員長の挨拶(6月24日付赤旗から転載)

挨拶する志位委員長 スナップ怒①

みなさん、こんにちは(「こんにちは」の声、拍手)。ご紹介いただきました日本共産党の志位和夫でございます。(拍手)

私は、日本共産党を代表して、国民大集会に集まられたみなさんに熱い連帯のあいさつを送ります。(拍手)

たたかいはこれから――消費税大増税法案を廃案に

野田内閣と民主、自民、公明3党は、密室談合で、消費税大増税と社会保障大改悪の法案を成立させることを合意し、衆議院での採決を強行しようとしています。

しかし、みなさん。これは何よりも、国民の民意に背くものだということを、まず言いたいと思います。(「そうだ」の声、大きな拍手)

どんな世論調査を見ても、国民の50数%から60%は消費税の増税に反対です。民自公は、国会の中では多数かもしれませんが、国民の中では日に日に孤立を深めているのが現状であります。

また、みなさん。これは自らの公約をじゅうりんするものであります。総選挙で「やらない」と約束した消費税増税を強行し、「やる」といった後期高齢者医療制度の廃止や最低保障年金制度を投げ捨てる。これを公約違反といわずして何というのか。(「そうだ」の声、拍手)

さらに、みなさん。これは、議会制民主主義を破壊するものです。国会は民自公3党の私物ではありません。3党の密室談合で合意したら審議抜きに採決を強行する。そんなことを許せば、国会は形骸化し、議会制民主主義は死んでしまうことになります。

みなさん。たたかいはこれからです。国民のたたかいの力で、民意に背き、公約をじゅうりんし、議会制民主主義を破壊する消費税大増税法案を廃案に追い込もうではありませんか。(「よし」の声、大きな拍手)

「一点共闘」が互いに連帯し、新しい統一戦線をつくろう

野田内閣の暴走は、消費税大増税にとどまりません。原発再稼働、TPP(環太平洋連携協定)問題、米軍基地問題など、「毒食らわば皿まで」とばかりに、あらゆる分野で、国民の命とくらしを脅かす道をやみくもにひた走っています。

私が強調したいのは、悪政の推進者たちは、そのことによって自らの墓穴を掘っているということです。

第一に、切実な要求にもとづく「一点共闘」が、こんなにも幅広い人びとをとらえて、豊かに発展しているときはありません。

TPP参加反対の運動は、JA、医師会、建設業界、消費者団体、自治体など、広大な人びとを結集するたたかいとして発展し、北海道などでは経済界も含めた「オール北海道」のたたかいに発展しています。日本をアメリカに売り渡すTPPは、断固食い止めようではありませんか。(「オーッ」の声、拍手)

「原発ゼロ」をめざす運動は、インターネットのツイッターを活用した若者たちの運動が週を追うごとに広がり、昨日は4万5000人以上の声が首相官邸を包囲しました(拍手)。私も参加して、新しい日本をつくる大きな動きが起こっていることを実感しました。「原発ゼロの日本」をつくろうではありませんか。(「そうだ」の声、拍手)

沖縄の米軍基地をめぐっては、垂直離着陸機オスプレイ配備に対して島ぐるみの怒りが噴き上がっています。昨日、私は、那覇市長と超党派の市議団のみなさんの要請を受けましたが、沖縄のたたかいに連帯して、オスプレイの配備はやめよ、普天間基地は無条件撤去――このたたかいを広げようではありませんか。(拍手)

みなさん。消費税、TPP、原発、基地――それぞれの切実な一致点での共同を発展させながら、互いに連帯を強め、日本を変える新しい統一戦線をつくろうではありませんか。(大きな拍手)

「二つの政治の害悪」を断ち切る改革で、希望ある未来を

第二に、国民を苦しめている悪政の根源に、「財界中心」「アメリカいいなり」という「二つの政治の害悪」がある――このことがこんなに見えやすくなっているときはありません。

民自公3党が、密室談合で消費税大増税の合意を行った6月15日、野田内閣が大飯原発再稼働を決定した6月16日、ただちにもろ手をあげて「歓迎」したのはだれですか。日本経団連ではありませんか(「そうだ」の声)。これは、消費税大増税と原発再稼働が、日本経団連=財界の圧力に屈した結果だということを、はっきり示すものではないでしょうか。(拍手)

TPP反対のたたかいのなかで、従来の保守の方々も含めて「こんなアメリカいいなりの国でいいのか」という声が噴き出しています。「基地のない平和で豊かな沖縄」を願う県民のたたかいのなかから、「日米安保体制の是非を国民的に議論してほしい」という痛切な声がわきおこっています。今年は、日米安保条約が発効して60周年、今日、6月23日は、安保条約改定が強行された日であります。日米安保条約をなくして、ほんとうの独立国といえる日本、平和な日本をみんなでつくろうではありませんか。(「そうだ」の声、大きな拍手)

「財界中心」「アメリカいいなり」という「二つの政治の害悪」を大本から断ち切る改革を行ってこそ、閉塞(へいそく)を打破し、希望ある未来が開けてきます。ここに確信をもって、国民のたたかいで政治を変え、新しい歴史をつくろうではありませんか。ともにがんばりましょう。(歓声、大きな拍手)